「スキル」を身につけたい、手に職をつけたいと思ったら、大量の行動が必要になってきます。
(何か決まってないならご参考に↓↓↓)
その大量行動をしていく上で、なかなか成果が表れなかったり、成長を感じられなかったりして、「自分のやっていることは正しいのだろうか」「自分には合わないのだろうか」と考えてしまうときが必ずきます。
その行動が大好きで、やっているだけで楽しくて、一心不乱にできるし、没頭できるってことなら感じないかもしれませんが。
そんなちょっと手が止まってしまったようなときに覚えておいて欲しいことがあります。
「いつか、身につく」を忘れないこと
スキルを身につけようとして、学習や実践を始めても思うようにいかず、諦める、挫折してしまう人は少なくありません。
いくつも理由がありますが、特に多い理由が「続かない」こと。
先に「大量行動」が必要だといいましたが、具体的にどれだけかと問われるとその「スキル」の種類だけじゃなく、その人次第という面が多いです。
今はネットで調べれば、目安となる期間や時間が出てきます。
そのスキルを身につけた人が「これくらいだった」という声を集めた平均やその本人のみの場合もあります。
これって「身についた」人のデータのみで、「これだけやったけど身につかなかった」のでやめた人、まだやっている人のデータは入っていないのがほとんどです。
だから、身につく期間は「最短で」「最速で」だと考える方が賢明です。
自分の場合は、「最低でも」それだけの期間がかかるのだなと考えましょ。
目指せ!ティッピングポイント
スキルを身につけるための行動を続けていくと、あるとき突然できるようになったり、感覚がつかめたり、急に成果が出だすってことが多いです。
そのタイミングを「ティッピング・ポイント」と呼ばれます。
臨界点、しきい値という意味で、そのポイントを超えると急激に変化が起きる点という意味です。
ティッピングポイント
実用日本語表現辞典 weblio
英語:tipping point
それまで小さく変化していたある物事が、突然急激に変化する時点を意味する語。臨界点や閾値と言い換えられることもある。主に、物事が爆発的に流行して社会に広まる際に、その時点を指して用いられることが多い。また、ティッピング・ポイントの語は地球温暖化の問題に関して言及されることも多く、温室効果ガスの量がある一定の閾値を超えると、爆発的に温暖化が進み、手遅れの事態に陥ってしまうのではないかと危惧する意見もある。
学習や技能習得にさいにありがちな勘違いで、時間・労力と成果の相関関係を、右肩上がりに一直線のイメージを持っている人は多いのですが、現実は一定期間は成果も変化も感じない、水平線のような状態が続きます。
このときのイメージと現実のギャップで、「頑張ったけどまったく結果が出ない」「変化がない」「自分に合っていない」「失敗だ」と思って、やめたり、諦める人が非常に多いんです。
しかし、それでも諦めずに続けていくと、あるとき突然、急激な変化が起こります。ほとんどがこうなります。

スキルを身につけるときは、「いつか、必ず身につく」と自分を信じて続けていきましょう。
やめる、諦めると決めるのはあなたです。
どれだけ、どんな外部からの影響があろうとも決めるのは自分だけ。
続けていく上で気をつけるべきポイント
スキルを身につけるためには、途中で諦めず、続けていくことが大切。
ただ、注意点として、無思考状態で何も考えずに同じ行動を続けている場合は、変化が起こらないことがあります。
実際に成果を出している人から直接教えてもらったり、教材や講座などルートが整備されている環境なら、その通りに進むことがおすすめです。
成果を出していない自分の考えやいいとこ取りをしようなんてことは置いておいて、素直に言われたことを実践することが大切です。
独学的に自分の力だけでやっていく場合は、常に「これで正しいか、方向がズレたり、間違ったりしていないか、もっとよくできないか」という見直していくスタンスが必要です。
かのアインシュタインの名言のひとつとして伝わっている言葉として、
同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと,それを狂気という
原因と結果の法則として、同じ行動で違う結果を望んでも実現しません。
単純に繰り返すのではなく、実践→分析→修正→実践→分析→修正・・・と常にブラッシュアップしていくことが大切ですね。