やりたいことがあるんだけど、
どうもモチベーションが下がっている、やる気が出ない…
「やらなきゃ」とかやった方がいいのは分かっているけど、
どうも気分が乗らない…
そんなとき、どうにかしてやる気を出したいと思っていろんなテクニックやライフハック的なことを試しているかもしれません。
僕もそうでした。
でもやる気を出せたものもあれば、そうじゃないものもありました。
巷にあるノウハウやテクニックもちろん効果的なモノも多いですが、実は、「土台をつくる」ことが大切だったんです。
土台がしっかりしていないと、どれだけ素晴らしい建物を建ててもハリボテのように何かあるとすぐに崩れてしまいます。
いろんなテクニックやツールに頼る前に、まずはやる気の土台、柱をしっかり作っておくべきだと実感しています。
まずは、やる気の3本柱と言えるくらいに重要な3つのポイントをお伝えします。
【やる気の3本柱】食事・運動・睡眠
それは、日常生活の上で欠かせない食事、運動、睡眠の3つを整えることです。
やる気を生み出すために必要な栄養素
やる気がでているときは、ドーパミンなどの神経伝達物質が十分に分泌されているという研究結果があります。
そのドーパミンを作るためには必要な材料があります。
それは「チロシン」というアミノ酸。
この「チロシン」は、大豆・卵・魚介類・乳製品などに多く含まれています。
特に大豆は「ブレイン・フーズ」と言われ、脳にとって非常にいい食べ物です。
日本には豆腐から醤油、みそなど昔から大豆を使ったものが非常に多いので取り入れやすいですね。
もう一つ、なじみのあるもので「カフェイン」があります。
カフェインには「ドーパミンなどの神経伝達物質の抑制の抑制」(ちょっとわかりづらいですね💦)があります。
やる気を出すためのドーパミンが出づらくなるのを防ぐってこと。
効果的な分量は50mg以上で、カフェインと言えば、コーヒー。
コーヒーに換算すると1杯以上になります。
摂取後30分から効果が表れて、1時間後にピークとなり、数時間効果が続きます。
そのため、やる気を出したい、集中したいといって大量に飲む必要はないんですね。
逆に取りすぎはメンタルや健康に悪影響が出るので、飲みすぎには注意が必要です。
やっぱり運動は取り入れるべき!
体を動かすことでも、ドーパミンなど神経伝達物質が分泌が促されます。
- たっぷりの酸素を取り込む
- 心臓や肺の動きが活発になる
- 筋肉が収縮する
- 血液の流れがスムーズになる
- 脳内の血流量が増える
- ドーパミンの放出が刺激される
特に適度な有酸素運動は、学習や仕事への意欲を高める、要はやる気にも効果的なんです。
だから、デスクワークや勉強を始める前に運動することは、効率を上げるとよく言われているんですね。
最重要なのは十分な睡眠
食事、運動ときて、個人的に最も重要視しているのが、睡眠です。
寝るのが好きだということもありますが、実際に睡眠時間によって日中の生産性に大きく影響する実感があるからです。
当たり前ですが、眠いとやる気どころか動きたくなくなります。
質のよい睡眠をしっかりとって、身体だけでなく心の疲れもとり、かつ眠気のない状態を作ることが大切です。
睡眠不足が続くと、疲れがたまり、体力不足になりますし、昼間でも眠気が強い状態になってしまうとやる気を出すのは難しいです。
睡眠時間が足りない、疲れているというときは15分~20分程度の仮眠を強くオススメします。
僕も15分の昼寝をルールにしています。
睡眠時間が十分でもリセットする意味で大切な時間になってます。
やる気をその場で出すのはカンタンじゃない
今すぐやる気を出したい!と思っても、コンディションが悪いときは難しい。
まずは生活していく上で必要な食事、運動、睡眠についてふりかえってみることが最初の一歩です。
特に睡眠不足の影響は大きく、やる気を上げるというより下がらない、下がりにくくするために改善すべきですね。
やる気を上げるテクニック的なモノも土台がボロボロだと効果は低いのは当たり前。
土台を整えてからさらに効果的な方法を追加していきましょう。