やる気が出ない、やる気が起きない。
だから、やろうと思っていることができない。
やる気や意志の力で目の前のタスクや作業にそのまま取り掛かることはあまりオススメできないと僕は考えています。
今回は、具体的にどういったことにやる気や意志の力を使うことで、
うまく目標達成までの行動をしていけるか、実行できるか、についてお話していきますね。
必要なのは行動するための仕組みを作ること
自分の毎日に変化を起こすために大切なのは、行動と継続です。
その行動と継続を実現するためのコツは、「やる気に頼らなくても進む工夫をする」ことです。
そのためのカンタンな2つのポイントをお伝えします。
- いつやるかを前もって決める
- 手順を細かくしてクリアにする
1.いつやるかを前もって決める
1つ目は、事前にいつ、その行動をとるかを決めておくことです。
いつも同じような時間の使い方になっていることが多いなら、「△時になったら○○をする」と決めて、その時間を予定に組み込みます。
これは自分とのデートの約束のようなもので最優先してください。
仕事でのアポや学校へ行く時間のようにカンタンにずらしたり、なくしたりしていいものではありません。
誰かから誘われたり、お願いされたりしても断るくらい大事にしましょう。
お子さんがいたり、習い事やシフト制の仕事だったり、曜日や週ごとで、予定がバラバラに入っているような一日一日が一定していないなら、「△△をしたら○○をする」ように日常の習慣を起動スイッチにします。
帰ってきたらすぐに机に向かう、とか朝起きて歯磨きしたら○○するとか。
いつもやっていることに紐づけると自然と習慣にもなりやすくてオススメです。
2.手順を細かくしてクリアにする
2つ目は行動をスムーズに開始させるために、何をやるのかをひとつひとつ細かく明確にしておくことです。
イスに座って何をしようかな、PCを開いてどうしようかな。
こうなるとついスマホを開いたり、ネットサーフィンを始めたり、せっかく用意できた時間をムダにしてしまいます。
だから前もって先に手順をハッキリさせておきましょう。
「今日の目標、ノルマはコレ!」「だからまずこうして、こうやってこうする!」と先に決めておきます。
コツは、最初のアクションをできるだけ小さくすること。
たとえば、椅子に座る→PCを開く→ブログを開く・・・のように1つ1つの動作にすると簡単に決めることができますよね。
自分を自動運転させて結果を作っていく
セミナーや読書、自己啓発でやる気が出たとき、上がったときはすぐにその行動をするんじゃなくて、その行動をし続けるための工夫や仕組み、計画づくりをする。
これを徹底することで不確かな精神論や根性論ではなく、確実に前進できるようになります。
これで目標達成に必要で継続が必要な行動を勝手に、まさに自動運転のように自分を動かしていけるはずです。
すると当然、日常に変化が起こり始めます。
一度変化が起こり始めるとそこからはもっとラクになります。
僕もアクションを実行することに慣れてから徐々に量や質を上げていくことで自然に結果が出ていきました。
ぜひ自分に合った仕組みを考えてやってみてください。
慣れないうちはうまくいかないこともあるとは思いますが、すぐに諦めず、タイミングを変えて修正していくことがとても大切です。